まずは守りを固めよう
うつ病になる人は、まじめで責任感が強くて・・・なんて言いますが、いいかえれば柔軟性がない人ということです。
まあ「うつ病は甘え」なんていえてしまうような人よりはまともな人だと思いますがね。
人間の性格や気質はすぐには変えられないものです。たぶん「一週間で劇的に変化した」みたいな本や情報商材は99%うそものです。手は出さない方がいいです。
ではどうしたらいいか。とりあえずは視野を広げていろいろな考え方があることを認識する必要があるでしょう。
具体的には、あなたの悩んでいることを、もし友人が悩んでいたらどんなアドバイスをするか考えてみる方法があります。
たとえば「〇〇さんにあいさつしても返してくれなかった。嫌われているのかな?」と気に病んでいるのであれば「たまたま聞こえなかっただけじゃない?」とか、「あの人はだれにでもああなんだよ」などとアドバイスすることができます。
そう、あなたの友人へのアドバイスはそのまま自分へのアドバイスになります。
また小説や本を読むこともいいですね。いろいろな人の考え方に触れることができます。会社のごたごたも、「経営者」「現場」「中間管理職」「顧客」などいろいろな視点・立場で見つめなおすと、自分の受けているストレスも客観的に見ることができます。
こうして物事をいろいろな視点で見る方法を日ごろから練習するといいですよ。
車で危険な運転に遭遇しても、「家族が急病で急いでいるのかも」とか「まあぶつからなくてよかった」などと考えると、少しストレスも減ってきます。
大したことはないとも思われるかもしれません。しかしながら、毎日の積み重ねが現在の自分なのです。小さいことでも積み重ねていけば必ず大きな成果になります。
才能や能力とは関係なく習慣は積み重ねることができます。まずは自分でできるところからやっていきましょう。
考え方を広くすることができれば、相手から贈られるストレスを軽減することができます。まずは自分の防御力を上げて行きましょう。
コメント
コメントを投稿